【vol.150】卒論の振り返りと教訓のようなもの(7期生 あおい)

松岡ゼミ7期生のあおいです。
「卒論終わったのに、ブログの課題があるのかぁ〜」と思わなかった事もない事もないですが、最後なのでしっかりとやり切ります!

私の卒論は「女性はなぜネイルをするのかー自己満足/承認欲求の二元論を超えてー」です。内容の説明はタイトルを見てもらえれば何となく予想できるかと思うので割愛させて貰って、卒論を通して、養えたのではないかと感じる能力?について書いていきます。

その能力っていうのは、時間管理の能力です。
提出期限のギリギリに研究報告のレジュメを提出してしまう事もあったとは思いますが、絶対に提出期限を守るという事を意識して卒論に関する活動に取り組んでいました。
提出期限を守るのは当たり前だとは思うのですが、慣れ親しんだ先生への提出なので、緩みや甘えが出ないとも限らないじゃないですか…。
(松岡先生優しいし、ちょっと遅れてもいいやって思った事ある人居ませんか…?)
なので、「いつまでに出すぞ!」って、意識をしていたんです。
新たな知識や価値観、考えを得る事ができた卒論でもあり、提出期限を守る=約束を守る、という当たり前を当たり前にできる様になるための卒論でもあったなぁと、今振り返ると思います。
それと、提出期限を守るにはどう時間を使えば良いか、という事を考える様になり、自分が作業や課題をどのくらいで行えるかの予測が何となくできる様になったのではないかと感じています。(勘違いじゃない事を願ってます…。)
卒論は自分のキャパや処理能力の速度?を知る良い機会になったと思っています。

ではでは、卒論の振り返りはこの辺にして、ここからは、私が卒論に取り組んで得た教訓のようなものを、これから卒論に取り組む下級生達に伝えようと思います。
「卒論嫌だ!!!やりたくない!!」って思ってる人達には是非是非読んでほしいなぁと思います!

まず1つは、「面白い卒論じゃないといけない訳ではない」という教訓です。

私は「松岡ゼミに所属する学生は面白い卒論を書かなくてはいけない」と思っていたんです。
というのも、3回生に進級する際のゼミ訪問で、松岡先生からゼミ生達(卒業生、同級生)の話を聞いて、「皆ユーモアのある他人と中々被らない題材を研究している=私にも面白い卒論、研究を求められるのでは…?(恐怖)」と勝手ながら解釈していたからです。
でも、実際に卒論に取り組み始めて、ゼミの皆が、「客観的な面白さではなく、主観的な面白さを追究している」って事に気が付きました。
それと同時に、主観的な興味関心をとことん突き詰めてる研究は、他の人が読んでも面白いんだという事も知りました。
なので、私は自由に思ったままに卒論に取り組むことができました。
だから、もし、これから卒論を書く下級生で、私と同様に卒論に対してプレッシャーや不安を抱いている人が居るなら、面白い卒論じゃなきゃいけないって思わず、自分のやりたい事、興味関心のある事を卒論の題材にして自由に楽しく前向きに取り組んでほしいなぁと思います^^ あと、自分の興味関心を卒論の題材に選ぶ事で、「卒業するために嫌々取り組む卒論」から「自分が気になる、面白いと感じるから取り組む卒論」に変わっていきます。 自分が知りたい内容なので、やる気も必然的に出てきます。 前向きに取り組んだ卒論は内容が充実し、考察も鋭く、自然と面白くなっていきます。 というように、好循環になると思うので(多分、知らんけど)、何でもいいので好きな事を題材にしてみてください^^

もう1つの教訓は、「早く始めなきゃいけない訳ではない」という事です。

親も卒業生も教授達も口を揃えて、「卒論は早めに(就活終わったら)取り組んだ方が良い」と言っていますが、私はこれに異論を唱えたいと思っています。
もちろん、早めに始めた方が良い場合もあるとは思います。
例えば、公共団体や公共機関にインタビュー調査をする場合や不特定多数の調査対象者にアンケート調査を実施する場合等は、入念な事前準備や調査の時間確保が必要になるため、早めに取り組んだ方が良いと思います。
あと、卒論のテーマが全く決まっていない場合やテーマの幅が狭過ぎたり広過ぎたりする場合もです。

でも、以下の4つの条件が揃っていれば、あくまでも私個人の意見ですが、そんなに早めに卒論に取り組まなくても大丈夫なんじゃないかなぁと思います。

条件①卒論のテーマが明確に決まっており、構想や流れが大体確定している事
条件②卒論に必要な文献や論文、著書が分かっている事
条件③20,000字程度書ける見込みがある事
条件④どのくらいの時間があれば卒論を書き終えれるかの予測ができている事

私的には、「早めに取り組む」という事に執着すると、「惰性」の気持ちが出てきてしまう可能性があるんじゃないかなぁと思っています。
(私自身が時間に余裕があるとやる気が出ないタイプだからかも知れませんが…。)
あと、めちゃくちゃ有難い事に、松岡ゼミは卒論に関する研究報告が定期的にあるので、そこで卒論の大枠は完成できちゃいます。
卒論=研究報告の積み重ねと言っても過言ではないので、研究報告をサボらず取り組んでいれば、卒論で苦労する事はほぼないと私は思います。
なので、「早くやらなきゃ」と意気込み過ぎず、自分のペースを保って進めていってほしいなぁと思います^_^
でも、ちゃんと提出期限は守ってくださいね!

ここまで読んでどう思いましたか?
「面白くなくていいし、好きな事調べて書いていい」「急いで取り組まなくていい」って分かったら、「卒論案外いけそう」って思いませんか???
そうなんです。
意外とできちゃうものなんです。
私でもできたので、絶対皆できます、多分。
(まぁ、でも、松岡先生は面白くて提出の早い卒論がお好みかも知れないし、求められてる卒論の質や基準もまちまちなので、いい塩梅で取り組んでください…。)

あと、伝えたい事というか分かった事として、卒論は個人戦じゃなく団体戦です。
添削や助言をしてくれる松岡先生やインタビュー調査に参加してくれる友達が居なかったら、私の卒論は完成してなかったです。(皆さん、本当にご協力ありがとうございました!!!)
なので、自分1人で取り組むものだと思わず、周りの人に協力を仰ぎ、周りの人に感謝して頑張ってください^_^

最後に、松岡先生、ゼミの皆、2年間お世話になりました!!!
学校に来るのは面倒臭くて苦手だったけど、ラジオとか世界一受けてほしい授業とか人生ゲームとかゼミ活動自体は楽しかったし好きでした!!
また人生ゲームしたいので、一緒にしましょう!!!!
本当にありがとうございました!!!

(7期生 あおい)

コメントを残す