卒論テーマ一覧

7期生(2023年度卒業)

遠藤 由惟 「『おかん』とは何か――地域文化・メディア・フェミニズムの共振によって生み出された母親像」※ 奈良県立大学懸賞論文「入選」受賞

楠田 彩奈恵 「恋するアイドルオタク――当事者化したオタクが没入するコンフルエント・ラブ」

庄司 葵「女性はなぜネイルをするのか――自己満足/承認欲求の二元論を超えて」

遠矢 大晃 「個人化社会における若者のブランド化――大人になりたくない若者たちによる価値創出」

廣瀬 綾菜 「ホラーコンテンツと日本社会の変容――〈反現実〉のモードから考える恐怖の文化」

森 柚花 「現代女性は性愛を自由に語れるようになったのか――コンテンツに依存し、形式化される性愛の語り」

森岡 奏美 「おもてなし武将隊の観光社会学――ハイブリッドに構築される「武将」の擬似的な真正性」

吉岡 知春 「隠された『ショタコン』の世界――少年を愛でる文化と欲望の行方」


6期生(2022年度卒業)

「現代の青年の性欲――アダルトコンテンツの過剰可視化は性欲のあり方をどう変えたか」

朝倉 麻衣 「メディアが問題化する「インスタ映え食品」と「食品ロス」――「インスタ映え食品」の言説分析」

池田 姫亜 「SNSから始める自己表現――自己本位的なSNSの使い方」

市原 芽美 「魅力的なフリーペーパーを通して考えるフリーペーパーの魅力――フリーペーパーの「フリー」は「無料」ではなく「自由」」

小林 菜摘 「フィクション映画はなぜ社会的メッセージを生み出すものとされているのか――受け手の能動的な解釈と映画批評の変容」

汐崎 空 「他者の鏡になる――クリエイティブな「推し活」としてのフリーペーパー制作」

高橋 里佳 「メンタルヘルス・スラングからみる精神疾患のカジュアル化――言葉によって見えにくくなる病」

光田 梨沙 「変化する釜ヶ崎の今――名もなき「おっちゃん」の語り」

森川 実咲 「生きづらさを自分らしさに読み替える女性たち――SNSの整形・摂食障害アカウントにおける「生きづらさの語り」に着目して」

山本 真由 「一時保護所のエスノグラフィー――児童福祉の最前線で働く」


5期生(2021年度卒業)

明石 陽樹 「現代社会における善さと正しさが生む摩擦――リベラルな「善い考え」は社会にとって「正しい行動」につながっているのか」

岡田 紗良 「日本の不自由なファッションを解放する――自由に装うことはいかにして可能か」

長田 香 「コーヒー文化の社会学――コーヒー1 杯の理不尽さと非再現性がもたらす探究心」

神谷 歩美 「恋愛リアリティーショーの社会学――なぜ恋愛を観察するのか」

並川 百合 「現代日本の幸福な若者が抱く「不満」の正体――小さな不満を愚痴り、共感し合う若者たち」※ 奈良県立大学懸賞論文「入選」受賞

晄 琉奈 「“ぽっちゃり”女性の差別と受容――ボディ・ポジティブを超えて」

山本 玲佳 「ヘアカラーをめぐる社会規範と多様性への道――なぜ日本では黒髪がよしとされるのか」


4期生(2020年度卒業)

上野 友唯 「自己肯定感を求める社会ーー「自分探し」の時代から「自己肯定」の時代へ」

金ヶ江 七海 「大学生協というコミュニティのサードプレイス化の可能性ーー問題解決型サードプレイスの構築に向けて」

児玉 由貴 「コンテンツツーリズムの批判的検討ーー持続可能なロケツーリズムとは」

高寄 玲未 「現代日本における「大人っぽい」とは何かーー未成熟肯定社会における曖昧な大人イメージ」

田中 麻衣花 「非営利団体はなぜ日本で社会的地位が低いのかーー社会構造・若者・現場の視点から」

玄 璉芽 「リキッドなジャニーズアイドルと参加者化するファンが築く双方向的な関係――NEWSを事例に」


3期生(2019年度卒業)

雲 日奈子 「日本の自撮り文化ーーなぜ自撮りをするのか」

長谷川 翔子 「自国に無関心な日本の若者ーーなぜ日本人は自国に誇りを持てないのか」

前 千尋 「ことばから読み解く女性像の変化ーー女性はどう語られ、何を語ってきたか」

湊川 真以 「男女の出会いの場と意味の変容ーーラブストーリーは突然には生まれない」

宮本 真衣 「性差別とフェミニズムの日韓比較ーー怒る韓国人、おとなしい日本人」

山本 菜々瀬 「失恋ソングからみる恋愛スタイルの変化ーー融解する愛と一人自閉」


2期生(2018年度卒業)

大江 遥 「若者はSNSにはまっているのか――見られることのリスクと不安」

蒲原 弘志 「コインランドリーから見える日本の社会と家事――家事の半外部化と両義的な居場所」 ※ 奈良県立大学懸賞論文「奨励賞」受賞

木本 薫 「なぜ現代の若者は意欲的でないとされるのか」

篠原 舞 「謝罪にとらわれる日本人――謝罪会見に着目して」

濱名 航 「働きたくない若者の労働観――「働く」とはなにか」

平井 千裕 「地図とジェンダー――なぜ女性は地図が読めないとされているのか」

藤嶽 圭太 「居場所としてのゲームセンター――ゲームセンターはサードプレイスなのか」

槇得 健太 「飾られる都市、消えゆく人々――大阪の再開発が映し出す光と影」

吉田 帆乃佳 「地域イベントにおけるコンフリクト――グルメイベントから見る地域イベントの現状と課題」

 

1期生(2017年度卒業)

青山 友紀 「銭湯の再興と再考――「裸の付き合い」から考える現代社会の未来」

江原 卓哉 「人々を縛る「コミュ力」偏重社会――「コミュ力」の多面性をめぐって」

門口 裕太 「ファッションという病」

下伏 朱佳里 「DIYカルチャーと若者――現代におけるDIYの役割と可能性」

鈴木 実織 「現代社会におけるバーの存在意義――つながり方の自由と選択」※ 奈良県立大学懸賞論文「奨励賞」受賞

最上 里菜 「現代におけるジャニーズファンの実態――なぜジャニーズアイドルにはまるのか」

森川 恵里 「ネガティブな言葉に惹かれる社会とは――SNSとポエムの関係性から考える」