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奈良県立大学 地域創造学部 松岡慧祐ゼミのウェブサイトです。

ゼミ紹介

松岡ゼミは、社会学のゼミです。社会学は対象ありきの学問ではなく、あらゆる物事を「社会」のしくみや変化と関連づけて広い視野で分析するための「考え方」を学ぶ学問であり、この複雑で不透明な社会のなかで、正解のない問題に向き合い、多様な価値観を持つ他者と共に生き、柔軟に生きていく力を養うものと考えています。そのため、松岡ゼミでは、そのような社会学的な考え方を学んだ上で、各自が自由に研究テーマを設定します。ゼミ生の企画でメディア実践などのグループワークを取り入れることもありますが、最終的には、あらゆる社会・文化現象の中から自分で問題意識と問いを見いだし、じっくり向き合うことを重視しているため、ゼミ生の研究テーマは多岐にわたります。研究対象はバラバラですが、それぞれのテーマについてグルーヴィーに議論をおこなうことで、ゼミ生同士が切磋琢磨し、教員とも共に学び合うことを目指しています。調査の方法やスタイルも統一せず、質的調査(資料・メディア分析、参与観察、インタビュー)/アクションリサーチ(創作、実践)など、それぞれのゼミ生の個性やテーマに合った方法を指導しています。また、自由に意見を交わしたり、身近な物事から問題を発見するために、雑談や遊びのように思えることも、重要な学びの一環として位置づけ、学問と人生を楽しむセンスを涵養しています。そして、ゼミの運営には、ゼミ生自身が主体的に参加し、共にゼミをつくり上げていくことを求めています。

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